07/11/18 21:57:06
司法書士政治連盟は、簡裁代理獲得時に家裁代理検討の付帯決議をつけた。
司法書士どもは歓喜にわいた。それが悪夢の始まりとも知らず。
政治連盟と司法書士会は別物と主張したので、それまで政治活動に興味のなかった弁護士が立ち上がった。
簡裁代理研修に協力しないと言い出したのだ。
しかたがなく、弁護士会と和解書を交わす司法書士会。
司法書士会と政治連盟は一体のもので、家裁代理など出過ぎたことは当面主張しないと一筆かかされた。
さらに・・。簡裁代理を推し進めた規制改革会議の鈴木主査が、なんと司法書士に商業登記開放を迫ったのだ。
簡裁代理を開放したのだから、商業登記を行政書士に開放しても文句ないだろうということ。
法務省民事局は、必死になって司法書士をかくまった。
司法書士は破産関連の代書で実績があったから簡裁代理が開放された!
行政書士は商業登記に関連することを行っていない!
そう主張した。 しかも、司法書士の定款作成は違法だが、登記所は形式審査だから受け付けるとの通達まで出す始末。
それに対して、それならば行政書士が商業登記に関連する業務を行っているかの調査をしろとの回答。
閣議決定までされてしまったのである。
ここで、法務省は期限ギリギリまで引っ張るものの、アンケート結果を出さざるを得なくなったのだ。
ところが、このアンケートのまとめをみた司法書士は唖然とした。
アンケート結果を改ざん出来ないのは仕方がないが、そのまとめのコメントが、司法書士を見捨てる内容だったのである。
もはや、法務省に見捨てられた司法書士は、背水の陣で政治活動をせざるを得なくなった。
参議院選挙で頼りの自民党代議士が落選。行政書士への聴聞代理に反対するも、畑の復活により法案は通る見込み。←いまここ