07/10/24 01:52:00
35点と考えた事の根拠は先に挙げた通りです。
A校 5% 6% 7% 5%
B校 5.5% 6.5% 7.5% 5.5%
これは数値は異なりますが、同じ幅で、異なる数値なんです。
でも得点は同じ状況と見たんです。
私の担当する生徒さん数十人と接しても、去年の生徒さんと学力は全く同じです。
毎年なんですが、学力に差が無いんですよね。不思議で仕方ないんです。
難問が出るたびにストックされ、テキストに取り入れ、模試に出します。
その結果、相対的に学力は上がります。10年前より今年の方のほうが
より学力は高いでしょう。
その点、模試を見れば、あくまで学力は同じなんです。
そこで、各校の模試と問題を見た場合に、例年と変わらない学力、得点分布であれば、
本試験でボーダーが決まる。 今年の本試験は昨年よりも難易度は落ちました。
免除者がぐっと増えましたが、平均点をグッと押し上げたわけでもありません。
例えば免除者の平均点が今年も昨年も30点とすれば、今年の方が免除者が多いですから、
平均点も上がるはずです。それでもボーダーをあからさまに上げるような事になっていない。
受験者数が増えて、学力もそれなりだったら平均点も上がるでしょうが、やはりそこまで上げていない。
純粋に、問題の難易度がボーダーで1点分下がった。それが一番簡単な理由です。
受験者増の中の初受験が原因の低得点者数が、必ずしも免除者の利益と相殺しあったという
わけではありませんが、ちょうど35で落ち着いた感です。
別の言い方をすれば去年はバラつきがあったのですが、今年は20点代後半~30点台後半の密度が若干増したと
いうことです。