07/05/18 13:34:32
新たな情報処理技術者試験の基本構成
・ 情報処理技術者試験については、共通キャリア・スキルフレームワークとの整合化を図りつつ、
以下の基本構成により、2008 年度秋期試験から実施することを目標とする。
◆ エントリ試験:
・ 職業人として情報技術に携わる者に最低限必要な基礎知識を問い、情報工学系のみならず他の理工系や文系履修者も含めて、職業人として1年生が共通に備えておくべき基本的な知識を測る。
・ 合格者は、キャリアフレームワークのレベル1相当とする。
・ 在学中からの受験を促進し、就職活動におけるパスポート機能も果たすものとする。
・ 試験のサブタイトルを「ITパスポート試験(仮称)」とする。
・ 現行初級システムアドミニストレータ試験を発展的に解消する。CBT(ComputerBased Testing)方式により実施する。
・ 現行の合否制に代えて点数制を導入することを検討する。
◆ 基礎試験:
・ 高度IT人材をめざす者が成長するために必要な基本的知識・技能を問い、実践的知識を身に付けた情報工学既習者が合格する水準のものとする。
・ 合格者は、キャリアフレームワークのレベル2相当とする。
・ 試験のサブタイトルを「ITジュニア・プロフェッショナル試験(仮称)」とする。
・ 現行基本情報技術者試験を改組する。
◆ ミドル試験:
・ 高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能を問い、高度IT人材としての方向性を確立した者を対象とする。
・ 合格者は、キャリアフレームワークのレベル3相当とする。
・ 試験のサブタイトルを「ITミドル・プロフェッショナル試験(仮称)」とする。
・ 現行ソフトウェア開発技術者試験を改組する。
・ 試験区分については、同一区分によりカバーしようとする対象範囲が広がり過ぎた場合等、必要に応じ、区分の見直しを行う。