07/07/27 23:35:57
必要か不要か?って言ったら、今の仕事内容だったら要らないよね。
不動産取引の市場原理化を否定している現職らしきがいるけど、ならばリートは
どうなんだよ。ファンドの形態とっているけど、あれこそ市場原理じゃないの?
実例でなく収益還元が主流で、同地域で格差も出ている。もはや株と同じでしょ。
住宅地向けのファンドも出始めた。役所も公売はネットオークションを使い始めた。
この事実が意味するところって、行き着く先は不動産市場の市場原理化でしょ?
結局、いくら専門家が決めようが、今は専門家の権威よりも、決定プロセス
とその透明性が重視される世の中。士業がハンコつけば、みんなが納得。って
時代じゃないんだよね。会計士の監査問題見ればわかること。
会計で内部統制が重視されているのと同じように、出来上がったものの良否は、
権威ではなく、決定過程で判断されるわけだ。路線価なんて、設定根拠を情報開示
請求しても出てきやしない。そんなもんに権威付けしていたって、いつかは国との
もたれ合い関係が問題提起され、不要論や締め付けが出てくるよ。
事実、路線価が公示8割になってからは、実態に合ってないっていうのは前から
議論されていること。
相続税実務の現場では、嘆願請求をはじめ、路線価を無視した時価評価が注目
されている。これからの鑑定は公的評価に甘んじて役所の下請け、なあなあの
世界でなく、役所と距離を置いた仕事していかないと、食えなくなることは明白。
そうなった時に、不動産市場原理を否定していたら、仕事なんか取れない。
不動産は1投資であって、アナリスト的スタンスが求められるんだと思うよ。
この土地買いたいんだけど、今後の価格動向はどうか?価格動向を考えた時、
今の金利で借金してまで買う価値あるか?借金するなら変動金利の方がいいのか?
そんなスタンスが主流になるだろうね。