07/07/12 17:13:29
ルールなき自由競争が弊害をもたらすことは周知のとおり。
競争にはルールが必要。
そのルールの内容には、商品内容の十分な表示、
それから買主売主が不測の損害をもたらさないことが含まれる。
普通の商品だったら、これは問題ないでしょ。
不動産の場合、なかなかそうはいかない。
しかも額が張るため、取引での損害発生は円滑な経済活動を阻害したり
国内の冨を毀損する可能性も高い。
だから、第三者の目が必要となる。
上場法人所有の不動産ならさらにわかりやすい。
相場から乖離した取引は、ある経営目的のもとに行われる高値や低値でなければ、
法人の利益を損ねる可能性が高い。
監査が必要とされるのと同じような意味がある。
融資の際に担保評価が行われるのは、さらに実利的。
適当な不動産価値をつけて、金の貸し借りはできないでしょ。
リートはある程度、これらの開示や説明がなされているが、
一般の不動産にはない。高額のものについては、少なくとも
上場企業の不動産取引については鑑定があるべきかもしれない。
最近のひとは近視眼が多いな。