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<債務整理>弁護士法違反で11人逮捕 市民団体隠れみのに
5月30日11時52分配信 @@新聞
市民団体などを隠れみのに多重債務者を集め、弁護士の名義を借りて債務整理を行ったとして、
警視庁保安課は30日、東京都内などに事務所を置く整理屋グループの幹部、@@@容疑者(@@)
=@@@@@@@@@@=ら11人を弁護士法違反(非弁行為)容疑で逮捕した。
同課は少なくとも05年11月からの半年で約500人の顧客を集めていたとみている。
調べでは、グループは第二東京弁護士会に所属していた男性弁護士(昨年12月に@@歳で死亡)と提携、
06年4~5月、この弁護士の新宿区の事務所で、多重債務者ら5人の代理人として貸金業者との和解交渉などの弁護士業務を行った疑い。
@@容疑者らは「民間ボランティア団体シニアネット協会」などの名称で都内や千葉、神奈川県に市民団体やNPO法人を設立。
「明るくて健康な生活を取り戻すため設立されました」などと宣伝して多重債務者を集めていた。
弁護士を紹介すると説明しながら、実際には自分たちで債務整理をしていたという。
債務者から報酬を受け取る一方で、毎月約100万円の名義料を弁護士に支払っていた。グループのトップは04年に死亡している。
昨夏までの3年間に、同弁護士会に「連絡が取れない」「弁護士の顔を見たことがない」との苦情が約20件寄せられて不正が発覚。
調査に対して弁護士は「適正に処理している」と弁明していた。
同会は98年ごろから弁護士が整理屋グループと提携し、約700人の顧客がいたとみている。
日本弁護士連合会によると、過去3年間にNPO法人や市民団体と弁護士の違法提携が発覚したのはこの件以外に1件だけだが、
「実態が分からず把握しきれていないケースもあるかもしれない」と話している。【@@@】
最終更新:5月30日18時26分