07/11/06 00:38:17 AsFNsT2e0
学生の時、いくつかのサークルでまとまって登山に行ったんだ。
前日ふもとにある有料キャンプ場にテントを張って一晩過ごして、翌朝に山に登るってスケジュール。
俺らの人数は40人ちょっと。
人数多いから予約してその日はキャンプ場を借り切った。もちろん貸切料金払って。
当日。キャンプ場に着いて、管理人のおっちゃんに料金払って、
テント張ってカレーとか作ってたら、キャンプ場の入り口に一台の車が停まった。
車の中からは登山愛好家らしき人が出てきて、入り口に勝手にテントを張り始めた。
「おいおい、ここって今日俺らが借り切ってるんだよな。あいつら無料でここ使っていいのか」
「まあ俺らの場所からは離れてるんだし、俺らにうるさいとか言ってこなけりゃいいんじゃね?」
そんな感じで俺らは無視することにした。
しかし、管理人のおっちゃんはそんなわけにはいかなかった。
管理人「あの。ここに勝手にテント張らないで下さい。今日は貸切なんです」
登山者「でもここ空いてるじゃない。お金なら払うよ」
管理人「お金の問題じゃないんです。今日は貸切なんです。
それにここはキャンプ場の出入り口です、テントを張る場所じゃありません!」
そしたら登山者一行はしぶしぶテントを片付け始め、雑木林の中に入って行く。
そしてテントを張れそうな場所を見つけると、辺りの草木をなぎ払い始める。
管理人「ちょっと!そんな所に勝手に入ってテント張らないで下さい!」
登山者「あんたにキャンプ場の外のことにまで口出す権利あるの?それに、山はみんなのものでしょっ!」
うわ、逆ギレ始めたよ~最悪。と思ったその瞬間ッ!俺らは管理人のおっちゃんの言葉に凍りついたねッ!
管理人「いいえ!みんなのものじゃありません! 私 の も の で す!
このふもとからあの頂上まで先祖代々受け継いできた、私 の 私 有 地 な ん で す !!!」
登山者唖然。俺ら呆然。登山者二の句も告げずに敗退。その後俺ら大爆笑w