07/06/01 23:48:34 bhI8BjIA0
要約問題への応用
要約の基本手順
本文の「テーマ」は何か?
本文の「主張」は何か
筆者は「テーマ」に関して、どういう論旨展開で読者に自らの「主張」を伝えよう
としているのか又、サポート部分はどこか
要約の際に捨てるべきもの
筆者の「主張」と関係のない枕詞、弁解、世間話等。
同じ内容の反復箇所。
具体例特に同じことを2度書かない。
制限字数が多く、具体例も書く必要が出てくる場合もある字数に応じて具体例を
どの程度入れるかを決める。しかも具体例が複数あるような場合は、そのどれか
1つを抜き出そうとするよりも、すべての具体例に共通する概念共通項は何か
ということを考えてみる。つまり具体例を一般論化するのである。
※具体例の一般論化の例
①同類に属する語は、上位の語で代表させる。
②個々の行動は、上位の行動に統合する。
このように、ようするに具体例というものは、筆者が自らの主張を読者により明確
に、説得力をもって伝えるための手段、味付けであり、あくまでもサポートでしか
ない。したがって本文を要約する際には、基本的には「削るべき部分」ということ
になる。
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構造分析からその先へ飛躍するために
要約の際に入れなければならないもの
トピックセンテンス筆者の主張を一言で述べている文があればそれを入れる。
トピックセンテンスがなければ、それを自分で作る。
指定字数が少ない場合は、「テーマ」と「主張」に的をしぼってまとめる。