07/04/13 23:26:59 U2voEloyO
俺の前に座った可愛い娘。高校時代の友達が少ない俺は、この娘と仲良くなりたかった。
ウブで、女子としゃべるのはイベントの勢いにのった時だけ。自分からアドレスをきいたこともない。
そんな俺が幾度かの葛藤を経て、この落ち着いた雰囲気で性格も良さそうな彼女に話し掛けようと
決死の覚悟を決めた。しかし意外にも彼女の方が先に口を開いた。
可愛い娘「あの…すいません、ボールペン忘れちゃったんで貸してくださいませんか?」
娘の隣のイケメン君「え?ああ、いいですよ。どうぞ」
可愛い娘「ありがとうございます!高校どこですか?」
イケメン君「俺は、…」
みたいなかんじですっかり打ち解けていた。俺はただただそれを聞いているしかなかった。
チュートリが終わった後、俺は自習室に行った。そこには彼女がいた。筆箱から、ボールペンを取り出していた。
この世に神様なんていない。