07/03/31 18:30:11 PMcfUgMs0
>>425
階下では横国、名大、慶應が話し合っていた。
慶應「…お前らと組むつもりなどなかった。
が、今こうなってる。どう思う名大」
名大「ともかくはフェリスさんの回復を待ってからだろう…」
名大はまだ状況が飲み込めていなかった。
まずこの灯台にしてもそうだ。
おかしい。
狂っているとしか言いようがない。
そして南山の死に直面して何もできなかったこと。
名大は横国と合流できたことよりも、その悲しみと向き合えていないでいた。
慶應「俺はお前らなど会えばすぐ殺してやるつもりだった…しかし状況が変わったなら
それに合わせて動くのが当然だ。」
横国「なら慶應も俺たちの仲間に…」
横国がそう言いかけたとき、慶應と名大が同時に口を開いた。
慶應「勘違いするな」
名大「それは早すぎる!」
慶應は冷めた口調で。
名大は少し熱くなって。
お互いの溝はまだ埋まってはいない。
静まり返る室内