06/11/20 02:39:07 KdmRFVVy0
……何故、胸を張って言うのか。
要するに、撃たれる前に準備してないといけないし、
多方面から一気に乱射させると持つかどうかわからないということだろ。
京府「なるほど。では早くする場合は?」
市芸「モノを早くする場合は、周りの空間も一緒に早くしないといけないの。
例えば、私たちの時間を早めた場合、
私たちが関わる場所の全部を私たち基準まで時間を早めないとまともに動けないわ。
時間と空間はかなり密接に関係していているの。
動いた先を次々に早くしたりして、
連続して瞬間的に時間の早さ切り替えるのは、現実的じゃないわ」
京府「ありがとう。奥歯を噛んでも無駄ということだね」
市芸「へ?」
京府が何を言いたいのかわからないが、
市芸の話からすると時間を早めるほうは使い勝手が悪いって事だな。
試験やクイズ番組で寿命を少々犠牲にして考える時間を稼ぐのには使えそうだが。
このゲーム内で役立つ場面はちょっと浮かばないな。
京府「魔法の概要はとりあえずわかりったところで、次の話題に移ろうか」
市芸「はいはい! 仲間を増やすのがいいと思う」
魔法使いとしての顔から、いつもの子供っぽい姿へと素早く戻りすぎだ。
いささか面食らったが、反論させてもらおう。
工繊「現実的とは言えないな。
俺の信頼できる奴はおまえ以外に居ない。
京府とは成り行きで組んだが、これ以上増やすつもりもない」
市芸「あ! で、でも。あれ、ほら!」
顔を真っ赤にして手をばたばたさせて何がしたいんだ?
まあ、いいか。放置して、話を続けよう。