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第二新卒が語り合うスレ9 - 暇つぶし2ch447:名無しさん@引く手あまた
08/05/18 15:31:08 IDq885gc0
蟹工船
URLリンク(ja.wikipedia.org)

蟹工船(かにこうせん)は、1929年に小林多喜二が発表した小説。
いわゆるプロレタリア文学の代表的佳作とされ、国際的にも評価されて各国語に翻訳されている。

この小説には特定の主人公がおらず、蟹工船にて酷使される貧しい労働者達が群像として描かれている点が
特徴的である。蟹工船「博光丸」の元になった船は元病院船の博愛丸である。

再脚光
作者の没後75年にあたる2008年、新潮文庫「蟹工船・党生活者」が古典としては異例の27000部を増刷、
例年の5倍の勢いで売れ、5月2日付の読売新聞夕刊一面に載った。若者、特に就職氷河期世代に人気である。
就職氷河期世代の多くは非正規雇用などの不安定労働者であり、ワーキングプアも少なくない。
一流大学を出ても就職ができずに苦しんでいる者も多い。小林多喜二の捉えた世界観は今日の若者の現状と通じるものがあることを示している。



 加藤周一によれば、日本文学史のなかのプロレタリア文学は、その技法ではなく、
題材において他とは一線を画する新しいものであった。
つまり、働く者の生活を社会とのかかわりのなかでとらえる文学は、
プロレタリア文学以前にはありえなかった。階級と階級間の闘争、虐げられる者と虐げる者、
その矛盾と闘争を小林は見事に描ききった。

その構図に、現代の若者は共感をよせているにちがいない。
こんな若者たちの共感が、たとえば一人の若者の「ちっぽけな」共感が横に広がり、
ブームといわれるまでになったのだ。言葉をかえていえば、
同じ境遇に置かれている者の連帯の土台がそこにあるということだ。


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