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セコム上信越が取締役で定款変更
セコム上信越（新潟市中央区）は26日開いた取締役会で、銀行代理業参入に備える定款変更を決めた。
将来的にゆうちょ銀行などからの一部業務受託を念頭に置いており、６月24日開催予定の株主総会に議案を提案する。
セコムグループとしての方針に沿った定款変更で、同社は「まだ検討途上で、具体的な内容や時期は未定」としている。
定款変更案では、銀行代理業務を事業目的に新たに追加する。一般的には預金の取り次ぎなどが想定される。
県内のある金融関係者は「銀行業そのものに乗り出したイオン銀行などと異なり、範囲は限定的ではないか」とみている。