07/05/13 21:08:09 75VIC/jI0
ある夜、おれと先輩は工場内で作業をしていた。
深夜、「ぎゃぁ。」という声が聞こえたので、また野良猫が入ってきたと思い
鳴き声のした方に走っていた。すると、マシニングセンターの傍らで先輩が
うずくまっていた。よく見ると眼の付近を抑えていたがその手の合間から
血が流れていた。おれは救急車を呼んだ。
事情はこうだった。先輩は新しい金属の製品を加工しようとして段取りを
していた。まず、段取りをして加工をし始めたのだが、なんか妙な音がするので
マシニングセンターの機械の中を開けたとたんに、金属製品を加工する刃物が
割れて飛び散ったらしい。その破片がものすごい勢いで眼に突き刺さったらしい。
そしてあまりにの痛さにうずくまっていた。
俺は、とりあえず社長の家に電話をかけた
社長「なにやってんだ。また怒られるじゃねえか。」
ブツッ電話はそこで途絶えた。