07/05/11 21:53:35 elXoXStQ0
ある夜、おれは工場の片隅から「うわぁ」という声が聞こえたので
また野良猫でも侵入したのかと思い、その声のする方向に走った。
すると我が輩はではなく、後輩のAがコンベアーの横でうずくまっていた。
おれはなにをしているのだと思い、近くによってみたところ後輩の右手の3本の
指の先っぽがなくなっていた。俺はあわてて救急車を呼んだ。
事情はこうだった。コンベアーに乗っかって加工物が搬出されているのだが
どういうわけか突然止まった。後輩は、コンベアーになにか原因があると思い
コンベアーをまわしているチェーンをみたところ、チェーンをまわす機器に
スプロケットと呼ばれる自転車の車輪についているようなやつがあるのだが
そこにゴミがつまっていたらしい。
そのため、そのゴミをとったところスプロケットが回り出し
チェーンとスプロケットに挟まれ、指がミンチになったらしい。
俺が社長に連絡すると社長はこう言い捨てた。「また、怒られるじゃねえか。」
ブッッ そこで電話は切れた。