07/01/24 23:17:46 nTLBpueR
もう5年くらい前の話だが、俺の働いていた某大手アルミ鋳造工場での実話。
A君(25歳)は派遣社員上がりで、ようやく1年前に正社員に採用され、仕事に燃えておりましたとさ。
あるとき、溶けたアルミを溶解炉から鋳型に流す作業をしていたA君。
樋を通って溶けたアルミが鋳型に流れ込んでいくわけだけど、樋の隙間の塞ぎ方が不十分だったらしく、
溶けたアルミが少しずつ漏れている。どうやらその樋の下にある鉄板の床下にまで垂れているようだ。
それに気づいたA君が「ヤバイ!漏れてる!床下どうなってるか見てくる」と言い残し、
ハシゴで床下に(4畳程度の空間があった)降りていった。
しばらくして、床下から 「ドカーン!」と爆発音。
なんだなんだ?と思い、現場責任者が床下に行ってみると、ベルトのみを残して、全身黒こげになったA君の姿が・・・
「熱い・・・」「死ぬ・・・」とひたすら呟くA君。即病院に搬送されました。
どうやら、床下に油圧の配管が通っており、溶けたアルミが配管に穴を開け、霧状に吹き出した作動油に引火し、
瞬間的に爆発したようだ。事故後に燃えにくい配管に、引火しにくい作業油に交換されたようだが。
そしてA君がどうなったかと言うと・・・・・
翌日俺が出社すると、掲示板になにか貼ってある。よく見ると、お通夜のお知らせが・・・
全身90%の火傷でどうしようもなかったそうです。合掌。
その後、その現場は1ヶ月ほど操業停止に追い込まれたのだが、その後は何事も無かったかのように。
そして、会社は団体保険に入っており、社員が事故で死ぬと数千万の金が会社に入るらしい。(遺族にではなく)
それを聞いた俺はその2ヶ月後、会社を辞めました。
ネタかと思いたいが、これ現実。
そして俺は今ニート。働いたら負けかなって思ってます。死んだら意味無いぜ