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低い電線で1歳児死亡「徐行していれば」と父陳述
横浜市旭区の市道で昨年11月、
トラック荷台の重機が道路占用許可基準(高さ4・5メートル以上)より低い電線に引っかかり、街路灯が折れ、
会社員筑井康隆さん(42)の長女愛ちゃん(当時1歳)が死亡するなどした事故で、
業務上過失致死傷罪に問われた土木作業員半沢広高被告(43)の論告求刑が13日、横浜地裁(深見玲子裁判官)であった。
検察側は「(電線の)低さを認識しながら、接触の危険を軽視していた。
悪質で、尊い命を奪った結果は極めて重大」と述べ、禁固2年10月を求刑した。
論告に先立ち、筑井さんが意見陳述し、「重機の高さを確認していれば、
せめて徐行していれば、愛は死なずにすんだ」と体を震わせ、被告を見据えながら訴えた。
弁護側は「被告の過失は明白だが、基準より低い電線を設置した業者の過失と、
確認しなかった市の過失など複数の要因が相まって事故が起きた」と刑の軽減を求めた。
(2007年2月13日22時18分 読売新聞)
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