08/04/01 23:33:28 qvJRM8RT
平均可変費用曲線上の任意の1点に注目する。座標が(x1,c1)だったとすると、
これは生産量x1の時の平均可変費用がc1だということ。これは当たり前。
では、このときの可変費用総額はいくらか。平均がc1だってんだから、総額を
出すには生産量倍してやればよい。x1×c1。これは図形的には、原点と、
上で注目した1点と、x1とc1で囲まれる長方形の面積。
さて、同じようなことを限界費用曲線で考えてみよう。横軸座標x1の時の
限界費用がmc1だったとする。これは、x1のところで生産量を微小分増やした
ときの費用がmc1だということ。これも当たり前。
では、このときの可変費用総額を出すにはどうしたらいいか。それには、x1より
左側のすべての限界費用を合計してやればよい。すなわち、限界費用曲線の
下側の領域の面積。具体的な計算操作は積分になる。