08/06/18 22:38:26 Ri1pcdtN
年功序列、終身雇用制度には
大変良い部分がある。
企業の成長は、自分の将来を保証する
と言う点だ。
すなわち、これは企業の利益と個人の利益が一致する
ということでもあり、若い時、つまり、体力の有り余る時代に
安く労働力を提供させるという点において、企業にとってありがたかった。
個人にとっても、将来展望が持て、安定的な暮らしが保証されるため
「生物の本能的な欲望である子どもを持つという意欲」が持ちやすかった。
また、安定的な職業は、社会生物としての人間の基本的欲求としての
「安定的な家族を築きたい」という意欲を持てるようになる。
つまり、日本が少子化の先細りから脱出したいなら
企業に、その記録的な収益の一部を放出させて
安定雇用を増やせばいい。
そうなれば、回り回って内需を拡大する、安定的な成長が
取り戻せる。
そして、それを支えるのが、公教育の充実だろう。