07/09/24 22:07:34 R6o5/6a7
>>300続き。
あなたが「加害者が得をする」という以外にいじめを肯定する根拠として
挙げているものを整理すると、以下のようになります。
① 被害者が加害者(あるいはいじめそのもの?)を憎んでも何も変わらない
② 集団いじめを確実に止める手段はまず存在しない
③ いじめの加害者は社会的制裁を受けない
例:滝川高校の事件で、いじめの加害者は立命館大学に推薦入学する
①は被害者の内面の問題であって、いじめそのものの是非とは無関係です。
②は、「いじめを確実に止めることはできない。だからいじめはしてよい」という理屈ですね。
当然、そんなものは通用しません。「その理屈なら、麻薬依存も確実には止められない。
が、麻薬の乱用が間違っていることは明らか」などということを言われるまでもなく、分かりますね。
俺はこう思います。「確実に止められないにしても、止められる可能性があるなら、そのために努力しろ」と。
③についても、これは間違った認識です。いじめの問題は世界的に見ても多くの人々が
いじめ発生の防止、現存するいじめの解決、いじめ被害者の救済のために努力しています。
人類は、いじめの許されない社会を目指しているのです。決して社会はいじめを認めている
わけではありません。ただ、現状としてはまだ社会が未熟であるということです。