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“モンスターペアレント”対策 府警OBを配置 堺市教委
2008.6.13 13:17
理不尽な要求や難題を学校側に突きつける保護者、いわゆる「モンスターペアレント」が
社会問題化するなか、堺市教育委員会が大阪府警OBら2人を「学校危機管理アドバイ
ザー」として採用していたことが13日、わかった。教職員だけでは対応が困難な事案の
対処法について適切なアドバイスを行い、学校をサポートする。“モンスターペアレント対
策”として教育委員会に警察官OBを配置するのは府内では初とみられる。
市教委によると、気に入らない担任の解任を求めるなど、保護者らが無理難題を市内
の小中学校に要求した事案は平成18、19年度いずれも20件報告されている。
なかには教師がピアスをしてきた児童に外すよう注意したところ、父親が「他の子供に
迷惑をかけているわけでない。自分がやることは最後までやり通させるのが、こっちのポ
リシーや」と強硬に反論してきたケースや、クラス替えで仲の良い5人のうち1人だけが別
学級になったところ、その両親が「差別ではないか」と強く抗議してきたこともあった。
保護者だけでなく、地域住民から「車のボンネットに(学校の)桜の花びらがついて掃除
に困るから木を切ってくれ」と要求があり、やむを得ず応じたケースもあったという。
このような、学校が対応に苦慮する事例が増加しているため、市教委は3月に府警を
退職した警察官OBと元小学校長の2人を4月に採用、理不尽な要求などの対策にあた
らせることにした。2人は市内に計139校ある小中学校、養護学校内を巡回したり、校長
らの相談相手になるほか、学校の“SOS”にアドバイスを行い、解決までサポートする。
(略)
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