07/07/13 22:56:39 EcxxXWDQ
小川義男著(狭山ヶ丘高等学校校長)著「子ども家畜論」
「アメリカの二〇世紀前半を代表する教育学者ジョン・デューイは、
『子どもは教育の主体であって、客体ではない』と言った。子どもは
自ら考え、自ら学ぶから、教師はそれを信じて、教育ではなく支援や
援助に撤すべきだ、というものである。
戦後の日本はデューイに傾倒するあまり、『教育とは、子どもの成長
を援助する活動である』とか、『教育は内面に隠された子供の可能性
を引き出す活動である』とかの美辞麗句に支配されてきた。……」
この本の表題は、全く間違って居るが、内容はまともである。
著者は、デューイを問題にしかけたが、途中でその追及を放棄した。
デューイは「アメリカの二〇世紀前半を代表する教育学者」
などと言うしろものではない。