07/07/01 23:13:31 dibY3NmC
579さんの書き込みを読んで思い出しました。
高校教諭だった両親から聞いた話。
一般的に母親は主婦が多く、共稼ぎが稀だった小学生だった1970年代の頃、
「何で、父さんと母さんは、先生の共稼ぎなの?」という問いに、母は、
「ガッコの先生は、2人働いて(民間企業のサラリーマンの稼ぎの)1人前。
だから、あなたの学校の園○先生(3年生の時の女性の担任の先生)も、
鈴○先生(4年生の時の女性の担任の先生)も、旦那さんは学校の先生でしょう?
給料が安いから。学校の先生は昔(多分、2次大戦後のこと)から、共稼ぎと決まってる。
○平ちゃんとこや、隆○ちゃん、○代ちゃんとこは、お父さんが会社に行っているから、
お母さん働いていないでしょう?」と説得され、妙に納得したのを覚えている。
暫くして、高齢の病気の祖母を引き取ることになり、母は学校を辞めざる終えなくなり、
家計は苦しくなり、私は「私立の学校に進学したい。」と言って叱られたのを覚えている。
私は、一般企業も受けましたが、親が教員だということで、
何故か??一般企業の面接の際に、「親御さんが、公務員と教員の方は面接をご遠慮ください。」
と、何件もの企業に言われて、留学までしているのに断られました。
結局、教員に志望をかえ、教員採用試験を受けつつ、
月収(手取り)10~13万円の講師を続けている。
結婚も出来ず、独身です。
今日TVで、”貧乏な生活反対!!”のデモと集会に、講師の方が物言っておられるのを見ましたが、
教員の生活は、教諭も講師もあまりよくないですよ。
世の中の為にはなりますが、自分だけでなく、家族の為にはなりませんよ。
そのことを考えられるべきです。
教員の志願者が減りはじめているのは、そういうこともあると思いますよ。