06/12/05 15:41:42 TXDJQGhG
千葉・男性教諭自殺:市教委「校長の言動はパワハラ」 自殺との因果関係保留 /千葉
◇市教委報告
千葉市立中教諭の自殺問題で、市教育委員会は4日、勤務校の男性校長(58)=休職中=の言動がパワー
ハラスメント(地位を利用した嫌がらせ)にあたり、「叱責(しっせき)が抑うつ状態など精神疾患の一因に
なった」と市議会経済教育委員会で報告した。自殺との因果関係については「他の要素を含め医学的知見など
が必要」との判断を示したが、議員からは調査方法に問題があるとの批判も出た。
調査は9月に自殺した土岐文昭教務主任(当時50歳)の遺族の依頼で着手。報告書は勤務校の校長、教職員
ら52人に対し書面や聞き取りで調査した。これが最終報告で今後は校長の処分を検討するという。
報告書などによると、多くの職員が校長の言動を「叱責の際の声の大きさ、言葉遣いなどが厳しく、その理由
も理不尽」と証言。特に教務主任で校長と接する時間が多い土岐さんが日常的に叱責されたという。土岐さんが
教頭試験受験をめぐり、8月30日に受けた厳しい叱責が「相当の精神的負荷を与えた」と指摘している。土岐
さんはその後、「抑うつ状態」などと診断され9月6日、市内で自殺した。
ただ、調査メンバーには弁護士、医師など専門家が入っておらず、一部議員からは「専門家を入れるべきだった
のではないか」などの指摘があった。
報告について、土岐さんの妻聖子さん(48)は代理人を通じて「夫の自殺は校長の暴言などに起因している
ことは明らかだ」とコメントするとともに、年内にも公務災害申請する意向を示した。(毎日新聞)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)