07/03/24 23:08:49
強制わいせつで検事が自白強要、無罪男性と国が和解
強制わいせつ罪に問われ無罪が確定した高知市の会社員竹内真一郎さん(48)と妻八恵さん(45)が「公判で罪を認めるよう検事が強要したのは違法だ」として、
計440万円の国家賠償を求めた訴訟の控訴審は24日までに、国が解決金90万円を支払うことで大阪高裁(島田清次郎裁判長)で和解した。
原告側の弁護士は「一審判決が支払いを命じた77万円に利息を加えた額とほぼ同じで、全面勝訴の和解だ」と評価している。
一審判決によると、竹内さんは2002年7月、女児の体を触ったとして起訴された。高知地裁の公判で無罪を主張したが、
高知地検の検事が同年11月、八恵さんを呼び出し「このまま否認していると夫は刑務所に入ることになる」などと罪を認める説得をするよう迫った。
八恵さんは検事とのやりとりを録音しており、大阪地裁に提訴。昨年10月、同地裁は「違法な方法で間接的に自白を求めた」などとして国に慰謝料支払いを命じた。〔共同〕(12:53)
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