07/02/19 22:58:32
一番怖いのは,Aが自分の法律上の保護者Bすら騙して,偽造の示談書をB経由で提出してくることです。
Aが示談書を偽造して,Bに対し「示談できました」と提出し,これを信じたBが法廷に証拠として提出するといものです。
過去にこういう事案がときどきあったため,現在は,Bから開示を受けた,V作成名義の示談書や宥恕の上申書などは,電話で作成の真性と示談や宥恕意志の真意を確認することが励行されています。
逆に感動したのは,常習累犯窃盗事案で,被害者5名全員から嘆願書を徴して証拠提出した国選Bさまでした。
電話で確認したところ,いずれ弁護人が被害者宅を訪問して嘆願書の作成を依頼してきたので,被害者はその場で書いたというものでした。
これに要する手間暇を弁護士報酬の旅費日当に換算したら,国選Bの報酬ではそれだけでアシが出るようなものでした。
確かBになって2年目の若い女性弁護士だったと記憶していますが,その職責に熱心に取り組む姿に心を打たれました。
特に,1件は,お百度とはいかないまでも,渋る被害者宅を3回も訪問して,嘆願書を取り付けたことでした。
欲得抜きで国選弁護活動に打ち込む先生の姿には頭が下がりました。