07/03/17 12:01:55 zAZSOrK+0
高校入試偏差値は、書店の高校受験ガイドなどの数字はそのまま参考にすることはできません。
まず、ガイドに載っている偏差値は、私学は3教科で合格80%、公立は5教科で合格60%か50%
の目安ということになっており、私学と公立は、まずめやすの基準が異なります。
私学のものは合格者平均であることも多い(それを80%とみなす)です。
入試が一般と推薦で分かれている場合、入試は推薦中心で一般の募集が少なく
倍率が高くてもその偏差値が高校受験ガイドには載ります。
これらは算出法についてですが、実際は、私学の偏差値は学校側の希望する
言い値で決まることが多いです。
高校受験では、神奈川でも別格国私立を除けば、殆どの中学生が公立第一志望です。
私学は募集人員の何倍も合格者を出す学校が多く、私学の偏差値が合格者平均でも、
その合格者平均は大部分が入学しない受験生によるものということになります。
私立高入試の本当の難易度は、併願者の数、レベルと倍率に左右されます。
多くの学校で競争率は低く、偏差値60とあっても実際は全入に近いこともよくあります。
その場合、トップ校の受験生からいる一方、偏差値下位の県立の受験生も合格します。
そして上位の不合格入学者は進学実績に貢献します。
また、桐蔭学園は倍率が2倍以上ありますが、以前(東大50人時代)から
高校ガイドではそれよりも偏差値の低い川和の滑り止めになっていたようです。