07/01/12 17:44:34 g4srNDYW0
私大、中高囲い込み加速 全入時代へ先手必勝
優秀な学生確保/ブランド人気狙う
少子化・大学全入時代を迎え、私立大学が従来の付属校とは別に、公立や私立の
中学・高校を新たに系列・提携化する動きを強めている。国公立・私立の大学間競争が
激化するなかで、早い時期から優秀な学生を確保するのがねらいだ。中学・高校に
とっても受験せずにエスカレーター式に大学まで進学できるうえ、ブランド校となり優秀な
生徒が集まる-などのメリットがあるという。
立命館大は昨年11月、岐阜市に市立岐阜商業高の立命への移管と中高一貫教育の
実施を提案した。大学側は2年前から細江茂光市長と教育振興に向けた懇談を進めて
おり、岐阜商の移管もその中で出てきた話だった。
移管が実現すれば、立命館にとっては昨年4月に滋賀県守山市の市立守山女子高を
付属校化して開設した立命館守山高に次いで全国で5校目の系列高になる。
市立岐阜商は昭和44年設立。岐阜市唯一の市立高ということもあり、地元の人気は
依然として高いというが、老朽化した校舎は建て替えの時期にきており、市立高のまま
継続することは市にとって大きな財政負担にもなっている。 (続く)