07/04/03 00:11:00 oD8FD8By0
大学に入ってつくづく思い知ったが、受験は通過点です。世界は広いよ。
東大も京大も東北大も東工大も一橋も岩大も早稲田も慶應でもポン女でも
学習院でも青学でも上智でもその他どこでも良いが、受験は通過点でしか
ないですよ。どうか、受験勉強自体を自己目的化しないでほしい。
進学すると、そこにはすごい奴がいっぱいいますよ。北高も一高も三高も
仙台一高も二高も弘前も青森も関係ない。そこには灘の奴とか開成の奴とか
麻布の奴とか学付(学芸大付属高)の奴とか筑付(筑波大付属)の奴とか、
女の子だったら桜蔭だったり女子学園だったり、いろんな学校出身のひとが
集まっているから出身校なんて関係ない。岩手の学校、花巻北であっても、
たとえ盛岡一であっても東北の外では誰も知らない。相手に真顔で
それって何県?とか言われてショックを受けたりする。そもそも出身校が
多すぎて、おまえどこの学校の出身?なんていちいち確認していたら
それだけで1年かかるからそんなことに時間を使うのが馬鹿馬鹿しくなって
だれも気にしなくなる(笑)。
進学して間もなく、お互い切磋琢磨して能力を高めあえる友達が必ずできます。
切磋琢磨を通じて、一生の友情が生まれます。進学先によっては、
それは日本人とは限らないかもしれない。滅茶苦茶優秀な、海外からの
留学生かもしれない。さらに、大学院に進んだり、グローバル企業に
勤めたりすると、もっといろんな国の人と交流を持つようになります。
東大京大っていっても、世界のなかのほんの小さな一部分なのだなと
毎日思い知らされ、良い刺激になります。