06/12/11 23:17:32
まとめ
<全般>
【デュープロセス シリーズ】中上級者向き
・講義で使用するレジュメをまとめたような講義用テキスト
・必要最小限のことを簡潔にまとめている。その分、無味乾燥で図表や制度趣旨、理由付けを省いている。
・著者とされる竹下貴浩本人が「講義を聞くなり、他のもので調べるなりして
テキストの行間を埋めることが必要」と述べており、独学には向かない
・民法と不登法を一緒にしているのは分かりにくいという声多し。(特に初学者には分かりにくい)
・憲法は、数年前に新に追加された科目で講座に間に合わせようと慌てて作った感が否めない。
・簡裁代理権付与の影響で傾向が変化していると指摘されてる民訴は弱い?
・法改正対応の改訂は早い。
【プログレス シリーズ(商法・商登法は未刊)】初学者~中上級者まで
・デュープロセスシリーズとは異なり、自主学習にも配慮している。
・過去問の肢の番号が書いてあり、過去の出題例を参照しやすい。
・不登法をはじめ、午後の部の手続法は評価されている。
・民法は条文毎に逐条式の解説。
・成川著の憲法は、多用されている図表がわかりにくいかもしれない。
(憲法以外は司法書士答練問題対策委員会が編集)
【司法学院 基本書シリーズ】初学者~中上級者まで
・説明は多い。その分厚い。
・無駄にフォントが大きいのが不評。
・全般的に試験範囲を逸脱してる部分もある。
・民法や会社法については説明が多いのが良いならば、シケタイのほうが分かりやすく値段も安いとの声もある。
・マイナー科目でも分量が多いのはやり過ぎとの声多し。
・市販されているのは民法と不登法ぐらい?