06/12/06 01:25:02 s9GCxde60
参考になるかどうか分からないけれど、細かいことを覚えるよりも
大きな流れを知っておいた方がいい。
これは、学科だけでなくて面接のためにも。
今の医学トピックスの大きな流れがどの辺にあるかっていうこと、
10年単位くらいで移り変わっているからその辺をおさえる。
そして、一般的医療問題は当たり前のこととして新聞等でおさえて
自分の意見をしっかりとまとめる。
何かひとつのことに対しても、
「~~を改善した方がいいと思う」って言うのではあまり心象は
よくない。これなら誰でもいえるから。
でも、
「改善するためには、この部分をこのようにすればいいと思う。その為に
必要だと考えることは・・・・」まで言えると全然違う。
今、世界的に医学のトピックスはどこにあるか。
90年代から2000年になってこれからどういう風に移り変わってきているか。
90年代はいかに長寿にっていうことに力が注がれた。&ゲノムだよね
2000年は、脳の時代。MRIだけではなくってもっと高次機能がより解析
しやすくなっているのは、どんなものが発達してきたからか?
そして、現在は??
痛みのコントロールっていうことが、世界的にはトピックス。
痛みの中枢とか、痛みのコントロールってどうしたらいいか?っていうこと。
まだ分からないことだから、答えはいらない。でも、そこに至る過程で
どのように考えるか、考えられる力があるか、って言うことが大切。
学士の学生に求められていることはそんなことだって聞いているよ。
でも、実際は、学士生がそこまで要求にこたえられていないところが問題。
現役生や1浪生は、短時間の集中力や記憶力がすごい。
インプットすることも早ければ、アウトプットすることもある程度早くできる。
ある程度の知識をすぐに吸収して、自分のなかで整理、そして聞かれたことに対して
求められていることに対して自分なりに返すことが出来るかって言うことは
医学部、医師には必須な力。
学士生は考える力はそこそこあるかもしれないけれど、要領が悪かったり
なかなかアウトプットもインプットも出来ない。時間がかかるって言うところが
ネック。
早くしないと患者さんの命が・・・って。
研究だと関係ないけれど、基礎等の研究で生きていける人間なんて本当に
ちょっとだけ。
時間もないと思うから、やっぱり学士の入試に合格するためには、細々しないで
大きな流れをしっかりとつかむことが大切だよ。