05/11/20 23:50:22
>>810
会計帳簿に記載されてるのは経営の一面に過ぎんだろ。
いまの会計帳簿は、商工業が主な時代にモノ資産の状況を把握するために開発された方式だ。
経営に関するリソースのなかには、現行の会計帳簿で把握できない資産が当然ある。
たとえば従業員のやる気や職場の風通しのよさは計量して帳簿に載せられないだろ?
知識社会の現代では特にそんな非モノ的資産の比重が増してる。
知識経営はそのなかでも、知識=知的資産を正確に把握して管理する方法を探ってるの。
つまり、知識の会計帳簿をつくることが知識経営学のひとつの方向だな。
それに比べると、モノ資産に関する会計学はすでに体系化されてるから、研究の対象とはなりえん。