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和解金２５００万円着服 京都府警大阪の弁護士逮捕
財産相続をめぐる訴訟の和解金約２５００万円を着服したとして、京都府警捜査２課と伏見署は１２日、
業務上横領の疑いで、大阪弁護士会所属の弁護士、川合宏宣容疑者（６１）＝大阪府門真市柳田町＝を逮捕
した。調べに対し「借金を返済するために使った」と容疑を認めている。
調べでは、川合容疑者は平成１６年２月ごろ、京都地裁に提訴された相続財産確認請求訴訟で、京都市
右京区の主婦（５６）らの被告側代理人として弁護を担当。昨年１月に和解が成立し、和解金約２５００万
円を自分名義の口座に振り込ませて計約２５００万円を着服した疑い。
川合容疑者は昭和５２年に弁護士登録。平成１４年には、訴訟の和解金４３０万円を流用したとして３カ月、
交通事故の示談金３３０万円を流用したとして１カ月の業務停止処分を大阪弁護士会から受けていた。
大阪弁護士会の小寺一矢会長のコメント 「会員が逮捕されたことは誠に遺憾。大阪弁護士会としては会員
の倫理保持、綱紀の維持に全力で取り組みたい」（産経新聞）
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