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安楽死は罪か-息子に対する哀切の母情
死ぬ権利を要求する全身マヒの息子を安楽死させようとして逮捕された
母に対し、仏検察が釈放を決定した。
フランス北部のブルニューシュルメール地方検察庁は25日、全身マヒの
息子の注射液に毒物を入れて安楽死させようとした容疑で、前日逮捕されて
いたマリ・ウンベルさん(48)を釈放した。 ウンベル母子の悲劇は、3年前の
2000年9月24日に始まった。義勇消防隊員だった息子ベンサンさん(22)は、
高速道路で交通事故に遭い、全身マヒに加え、視力と言葉を失った。
動かせるのは右手親指だけだった。
ベンサンさんは、親指でなんとかパソコンのキーボードを叩き、家族と意思を
通い合わせた。 だがベッドの上で毎日を苦痛の中で過ごすベンサンさんは
これ以上絶えることが出来ず『僕に死ぬ権利を下さい』という題の本を出版。
涙の中でこれを見守ってきたマリさんは、息子の本が発売される前日で
事故3年目となる24日、息子の願いを聞き入れ、毒物を混入した。
この事件は、フランスだけでなく欧州全土で、再び安楽死についての
論争を巻き起こしている。
2003.09.28