07/01/12 22:10:05
>>807
先生のこれまでの投稿を総合して考えれば、辞表がどうのこうのっていう
事件だって辞表と引き替えにできる価値のある事件だったんでしょ。
「こんな事件と心中できるか」っていうケースだってありまっせ。
信頼できる先輩、同僚が周りにいれば当然相談するでしょ。
上司が勝手に起訴状書いて、主任の机の上に置いて「署名しろ」っていう
事案があったわけですよ。先生なら体を張って抵抗できたってことですか。
ちなみに、主任、主任って言えばいかにも主任が全部の証拠を見ていて、
事件について上司と喧嘩できるだけの情報も持っているとお考えのようで
すが、とんでもない。上司の傀儡として「主任」にされ、証拠も検討できず、任意性のない
起訴状に署名を強いられた事案があるわけなんですわ。
先生だって、勇ましいこと言ってるわりには、上級庁にチンコロする
のが喧嘩の一つの手段だったんでしょ。その上級庁まで騙してやられた日にゃ、
「主任」はお手上げですわ。
ここは所詮は2ちゃん、先生方が検察の王道、正論を説かれるのは重々
承知してますよ。が、それしか教えてもらえなかった若者が、胸躍らせて
検事になって、蟻地獄よりも逃げ場のない闇に知らず知らずのうちに落ちて
しまう可能性はあるわけです。
検事の九分九厘は先生方のおっしゃるとおりの一途な常識人でプロフェッ
ショナルでしょう。しかし、残りは信じられないほどの馬鹿なんですよ。
受験生の方々にはくれぐれも申し上げておきます。
検察のキャッチフレーズ、例えば「単純素朴な正義感」「被害者と共に泣く
検察」「巨悪を眠らせない」・・・これらには全て影の部分があります。
いざ検事になった後に自分の信じていたものに裏切られる、こんなに辛く
悲しいことはありません。
謎Pさんをはじめ、このスレの現職の方々やヤメ検さんたちはもちろん
善意で、自分の経験した真実を語っているのでしょうが、それだけが全て
ではありません。みなさんはとっくに承知の上なんでしょうが、検察の闇
の部分もそれなりに見当をつけた上で任官しないと、大変なことになりますよ。