06/12/27 11:07:34 B+2HwR1H
法曹、研究者それぞれに友人がいるが、やはり思考方法は全然違う。
法曹は法論理を駆使することには巧みであるが、やはり自然科学
については弱いというかほぼ無知である。
もっとも、受験勉強でやっていた数学などは東大生あたりならできるだろう。
しかし、理系に要求されるような学会あての論文やレポートを書いた
経験がないので、データでものを言うといった思考態度に欠け、悪しき
法技術を駆使する者も多いように思われる。
ニッカリンT否定の仮説を立て、実験を
した人は「ニッカリンTならトリエチルピロホスフェートのスポットが
出るのが通常であるので、ニッカリンT以外のTEPP製剤が用いられていた
可能性が大きい」と言っていた。
ただ、研究者の立場として100パーセントということは断言できないと。
検察官は実験もせずに、いともたやすく断言することを聞いたらしく、
呆れていた。