05/11/20 00:46:35
謎P様
司法試験の合格者を9000人にする計画が浮上しているそうです。
国民に身近な司法ではなければ利用できないということから,
初回相談料が30分2000円程度にまで下がるのが望ましいという
意見や,
法外な企業法務のタイムチャージは国際競争力を削ぐので,今の
3分の1から5分の1の水準まで値段が下がるまで供給を
増やせという意見をお持ちの方もいるようです。
会計士の例を見ても,歯科医の例を見ても,タクシーの例を見ても,
供給超過になれば,平均所得がベラボウに下がるということは
実証されているのに,「弁護士が儲けなくならないようにならないと,
国民は手が届かない」という主張のもと,合格者の大幅増は
趨勢として避けられない状況にあると思います(今,想定されている
水準以上に)
ところで,謎P様,やはり9000人修習時代になると,やはり
任官・任検は,丁度今大卒者を対象に事務官採用試験を
しているように,司法試験合格者をペーパーテストで更に
絞って,見込みのあるものを実務修習で絞るという形になるのでしょうね。
いよいよ,P・Jが名実共に人生の勝者になる日が近づいてきました。
「儲けたいなら任検を」
今も和光では言われつつあるそのせりふが,ロースクールにまで
浸透する日は遠くないように思いました。