05/08/11 18:57:36
裁判員制度 帰省先でPRを
検察事務官に「夏休みの宿題」
09年までに導入される「裁判員制度」について、検察庁が、全国の検察事務官9千余人に「帰省したらPRして」と大号令をかけている。故郷での同窓会や夏祭りなどでの口コミ効果に期待する。
なかなか制度が浸透していかないと危機感を募らせた検察幹部が検察事務官たちの意識を高める意味も込め、夏休みの宿題を出した形だ。
4月に発表された国の世論調査で、裁判員になることに消極的な人は約7割。
また、最高検の担当者が各地検を訪ねて説明をした際、理解が浅い検察事務官も少なくなかったという。
このため、最高検に7月、広報を考える検察事務官のチームが設置され、このチームが夏休みに帰省したら家族や友人、隣人と話したり、地元の学校や職場の説明会希望を募ったりするよう求めた。