06/09/18 12:08:57
>>469
これは最後の問題としても、個人的に関心もあるのだが、あなたの言うところの「汚い」
「汚くない」という判断基準はどのようなものなのだろうか?「あんな汚い看護師の仕事はしたいと思いません。」
の文の直後に「汚物、死体の処理なんて」と続いている事からも、また、文中で汚物と同列に扱っていることからも、
「汚い仕事=汚物・死体の処理から、『汚物・死体は汚い』というように判断できるが、死体が汚いと判断している点で、あなたの
「汚い」「汚くない」という価値基準が気になって興味深いと思った。
私よりもご存知の事だろうけれど、人間は死後、段階的な表現をさせてもらうにしても、同時並行的に進行しているのを断らせて
頂いた上で、まず、当然ながら外気温との差もあって体温が下がり、乾燥が進み、血液就下が起きて表皮で確認できる状態で死斑と呼ばれ、
主要な間接部から順に死後硬直が起きて、同時並行で起きていた乾燥で角膜の混濁が生じて、死の直後から同時並行で起きている
臓器中の酵素による自家融解が進みつつ、腐敗も進んでいくわけだろうが、一体死のどの段階で「汚い」と判断するのだろうか。
腐敗=有機物の分解と微生物の増殖=汚いという判断かもしれないが、それを言うならば、あなたの身体の分解ではないが、
同様のことはあなたの腸内で起きているはずだが、あなたは自らの身体も「汚い」と思うのだろうか。また、「死」そのものが「汚い」という、
「穢れ」の思想が日本人の文化的な概念にあるわけだが、それによるものなのだろうか。そもそも看護師が患者さんの遺体を安置室に運ぶのは、
死後からそんなに時間を置かないはずなので、腐敗の程度もかなり低い状態で扱うわけだから、あなたにとっては「死」そのものが「汚い」という
価値判断が下されるものなのだろうと考えることができる。そうだとするならば、どちらかというと心理的な問題が大きいと思うが、それはいわゆる
潔癖症といわれるような強迫観念ではないのだろうか。だとすれば、あなたは生きる上で不必要な事まで、不潔感に悩まされているならば、
通院など自分についてどうするかは個人の意思の自由だし、内心で思う事はどんなことでも自由だが、
しかし最低限、発言する内容はあなたの価値基準で自由にしていいものではない事が、最後の問題だ。