06/12/03 11:43:28 ZPVDCyog0
西春ではときどき「学年集会」という名の洗脳行事をやる。 生徒は一箇所に集められ、教師はかわるがわる
「名古屋の高校はお前らがずっと勉強している間、ひたすら遊んでいる。 どうせ奴らは浪人だ。しかしお前ら
は違う。お前らは真面目だからひたすら勉強して名古屋の高校の奴らを抜かして一流大学に現役で入って
順風満帆な人生を歩むんだ!」まあこんな感じのことを手を変え品を変え言う。 しかし真面目に考えればそ
んな事あるはず無いので、高校の進学成績は入学難易度に如実に現れるのだが、西春は進学実績を少し
でもよく見せるために色々な手法を使う。これはもともと管理教育の先輩校、岡崎高校から学んだ手口と思
われるが。まず、できるだけ地方旧帝・上位駅弁(北大・東北・阪大・九大・筑波・横国・首東・阪市・神戸etc.)
には行かせない。これらは名古屋では入学難易度に対して知名度が低いため、効率が悪いとの考えから。
それらを目指す生徒を全て名大地元駅弁シフトにして、名古屋でインパクトのあるこれらの大学の合格者数
を稼ぐ。これは散らばった大学の合格者数を一箇所にまとめると、地元国公立大学進学率ランキングで簡単
に一位が取れるためますます見た目の実績は上がる。また、成績下位層には早いところ高望みをやめさせ
る。 現役で簡単なところに入らせる。もともと下位層は進学実績を自慢するのに関係ないため、 浪人で少し
でもいい 大学を目指すよりは、現役で簡単な大学を選んでもらう方が全体の浪人率が下がる。そうする事で、
「酉舂は地元国公立大学合格者が多い、しかも現役率が高い」ということができ、あたかも地元国公立大学
へみんな現役で入っているかのような錯覚を植えつける事ができる。まあそんなわけで、酉舂は色々と進学
実績をかさ上げするんだが、進路を悩む中学生がそんな細工を分かるわけ無いし、中学の教師が嘘を言う
はずが無いので素直に信じ、時習館に進む。酉舂高校時代もそんなカラクリに気づくはずも無く、もともと真
面目で素直な生徒ばっかなので高校教師の言うことも信じ、周りを見ずに大学受験する。全てを知るのは大
学に 入って、いるはずの無いと信じていた名古屋の高校出身の現役生と出会ってからである。