06/12/24 22:25:52 m15Pkc530
「木の葉型の公式」って有名なひどい話があってね。
正方形ABCDの中に、頂点AとCを中心にして半径が一辺の長さに等しい
弧を描く。2本の弧に囲まれた部分の面積は?って問題の解き方。
二つの扇形の面積を合計して、それから正方形の面積を引き算するのが正し
い解き方。扇形が重なっている分だけ、正方形の面積より大きいからそうな
るんだ、ということがわかっていれば何てことないし、逆にわかってないバ
カには解けないはずの問題。
ところが某有名進学塾(小学生対象)では「正方形の面積×0.57。これが公
式だ」と教えているという。これならば、なんでそうなるかわかってなくて
も、「公式」を覚えてしまえばバカでも解ける。
中学入試の「難問」は、こういう教えられ方をしたバカたちがすいすい解い
てしまうわけで。つまり、難問奇問を解いて入学したから頭がさえていると
いうことは決してないわけで。むしろ、有名私立中学の生徒はごく一部を除
いてバカばっかりってのが実態。
高校入試は変な問題出すと叩かれるから、順当に頭のはたらく子が点を取っ
て合格する。中学入試はそういう歯止めがないから珍問奇問だし放題。むし
ろ塾業界がそれを後押ししている。それが受験産業の実態。