06/03/27 04:56:32 PDZr1JID0
オレは絶叫した。
とにかく絶叫した。
そのまま逃げようとして勢い良く壁にぶち当たり、後ろを振り返ると
便器の中から皺だらけの男が反り返る様にしてこちらを見つめて手を伸ばしていた。
その後、悲鳴を聞き付けて駆け付けてきた家族によって俺は何とか助かった。
その時、用を足そうとして便器にはまって落ちかけてたじいちゃんも親父達に引っ張りあげられた。
でも、それ以来オレが夜中にトイレに行けなくなった事と、安全を考えてそれから3日と経たずにトイレが水洗になる事が決まった。
事件の次の日じいちゃんの部屋に謝りに行くと、じいちゃんは笑って俺の頭をなでると甘いお菓子をくれた。
その味は甘くてクリーミーで、こんな素晴らしいキャンディーをもらえる私は、
きっと特別な存在なのだと感じました。
今では、私がおじいいちゃん。孫にあげるのはもちろんヴェルタースオリジナル。
なぜなら、
彼もまた、特別な存在だからです。