06/03/12 14:41:45 s1lmKpGM0
附属中学から音大までかよってた者です。くだらない長文よろしければお付き合いください。
中・高時代は忙しく他校男子と遊ぶヒマゼロだったのが今、最も悔やまれます。
遊んでいません全く。遊んでた子もいました、もちろん。しかしお子さんをガッチリガードしたいお母様方は
毎週末ホームレッスンにいかせて下さい。金はかかりますがヘタすると将来行き遅れるほど、極上の箱入り女に
仕上がります。
音中の生徒達の雰囲気は、自分達の世界で完結していました。よって大人になった今でも自分も友人たちも
みんな相当におっとりした人が多い。しかし大学に入ると、地方からも入学してくる人たちもあり一変急に競い合う
雰囲気に。一日中弾く。気が狂うほど。そうしないとやってけない。そのくらいの年になるとプロの端くれになりたいなぁ
なんて夢も見る。4年になってももう就職活動なんてもんは全く頭にない。
自分は音楽家になる!音楽家だ!えらいんだ!!みたいな。
いまそれ全く意味がわからないが。
大学時代はそういう子と、有名大のサークル活動に精をだし婿探しに重点をおく派と、完全に二分されます。
今、自分が悔やむのは、そっち派へ行けばよかったかなあという…。親から自立しようと思ったらいま勤めている
音楽教室の経済状態はやはり辛い。お母様方、音大へ入れるならお嬢様を若いうちに見合いでもさせて結婚させ
ちゃって下さい。なんてね…。
でも、自分の限界まで力一杯勉強させてもらえたことはやはり感謝。こんなに深く、人生のどんな折にも、
たったひとりで静かに自分と向きあうことのできる、美しいすべを与えてもらったことは、一生自分のもの。
幸い自分は可愛い子供たちとともにささやかだが音楽に関わることもできる。一生かかっても恩返しできないほど
親には感謝してます。あとは…いい伴侶を得たいな。それが自分の夢でございます。
長らくのご静聴ありがとうございました。