06/12/15 22:10:52
各企業の知財部の責任者・担当者の方々に申し上げる。あなた方は、弁理士を信頼できますか。
弁理士制度は、適法に適切に運用されてきたと思いますか。
私などが企業に案内状を出すと、「当社は、立派な先生に管理をお願いしていますので、貴方
のような方からご案内をいただく必要はありません。どうぞご遠慮ください」と、わざわざ断り
書きまで送ってくる。
立派な先生とはどういう人なのか。国家が憲法を無視し、人権無視の試験制度を数十年にわた
って運用してくれば、特定の社会にどういう人間が集まり、どういう人間が閉め出されていくか、
自ずからその色分けがはっきりしてくるでしょう。
訂正不可能にする試験は合憲か違憲かという問いと、現実の試験はどのようして訂正を困難に
しているかのかという問いとは、内容が異なる。訂正不可能にする試験は合憲か違憲かという問
いに回答すれば、その回答を「訂正を困難にしている態様」を説明している文章に勝手に議論を
すり替える。その論法はお粗末としか言いようがない。
各企業の知財部の責任者・担当者の方々に申し上げる。あなた方は、今の弁理士に、本当に出
願代理を任せることができますか?。出願代理なら、多少の失敗があっても笑い話で済むことも
あるでしょう。今後は弁理士は、積極的に侵害訴訟に立たせようというのが特許庁の方針のよう
です。訂正不可能にする試験は合憲か違憲かという問いに対する回答を、訂正を困難にしている
態様を説明している回答にすり替え、トンチンカンな受け答えをする。自分の側の答弁が苦しく
なってきた場合、そんな場合であればあるほど、論戦には越えてはならない一線がある。ごまか
しの利かない一線がある。訴訟の際の敵陣営に海千山千の猛者の論客がいれば、こんな詭弁は一
気に自分の傷を深くする。論戦では、立場が弱い場合ほど、その実力が試されます。