06/02/16 23:24:58 d/DzdZnb
LECにはこんな心配は無用さ!
「沈むはずがない」という幻想。
――タイタニック号に見る大型倒産の特徴
かの有名なタイタニック号沈没事件。
最新鋭の技術を駆使した豪華大型客船が、まさか一夜にして沈没するとは、
誰も想像していなかったでしょう。さて、ここで注目したいのが、タイタニ
ック号の沈没経緯です。実は、タイタニック号が氷山に衝突するまでの間、
別の船から何度となく「氷山に注意せよ」という警告が出されていました。
にもかかわらず、タイタニック号はそのまま進み続け、氷山に衝突。氷山
発見から衝突までの時間はわずか37秒でした。
再三の警告にもかかわらず、衝突の37秒前まで耳を貸さなかったタイタニ
ック号。その最大の原因は、「沈むはずがない」という、船長以下の思い
こみです。その思いこみのせいで、「危険シグナル」に対して鈍感になって
いたのです。企業倒産の実態もまさにこれと同じ事が言えるでしょう。
「我が社がつぶれるはずがない」という思いこみが仇となり、倒産直前まで
正しい判断がとれないケースが多いのです。