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冷凍“定食”を宅配 ふうどりーむず、来月から 2005/12/22 09:36
冷凍食品製造のふうどりーむず（小樽）は二十一日、健康に配慮した調理済み冷凍食品の
宅配事業を来年一月から始めると発表した。
ご飯、魚や肉、野菜などの料理を同社の独自技術で瞬間冷凍、一日三食を定食のような形で
提供する。冷凍食品の利点を生かし宅配頻度を月二回にすることで、一日三食分九百九十円と
大幅な低価格を実現した。
同社は従来の急速凍結の二十倍の速さで、解凍後も風味を維持する技術を開発し、冷凍すしなどを
ヒットさせている。
朝・昼・夕食のメニューはご飯と固形にしたみそ汁に、焼き魚、揚げ物、刺し身などを組み合わせる。
自然解凍やレンジで簡単に食事ができる。生活習慣病に配慮してカロリー計算するほか、豊富に
野菜が摂取できるよう工夫し、共働き夫婦の需要をとらえる。
申し込みは一カ月単位で、一回の注文単位は二十－三十食。宅配回数を月二回に集約し、一食単価は
二百二十円（昼食）から六百八十円（夕食）と、一般的な定食の宅配事業より価格を下げた。
まず札幌、小樽で開始し、半年以内に配送先を全道、全国に拡大する。
初年度は契約件数五千件、売上高十七億円が目標。
この会社、いつの間に北海道の優良企業に仲間入り。お見事。