06/10/17 00:19:13 FVYFMAtd
>>125 あなたのおられる世界は,年収ベースで自分の能力を商品にする世界です。
もちろん,あなたの能力を売りにだすわけですから,売値をつけるのはあなたですよね。
大学の場合,給料で釣れるほどどこも資金が豊かではないので,交渉してあなたの給料が上がると
言うことなどまずありません。「買える」程度の他の候補者を選ぶだけです。
給料交渉がないのは,それ以外の魅力(研究環境とか世間的地位とか)を求めている候補者が多く,
とりあえず,ひどい給料でもポストに就きたい人が相当にいるからです。候補者に大学側は不自由しません。
もし,年収交渉ができるとすれば,それはすでに相当に世間的にも評価されている人のみでしょう。
すなわち,あなたが年収のことを言えるような「商品」をもっているかどうかということです。
研究業績のない場合,実務家教員として採用する場合もあるでしょうが,その場合,任期の間に
次の任期更新の際に新しい候補者と張り合えるだけの業績(この場合は研究業績になります)を
相当数あげないと,ただの任期間使い捨てになる可能性は非常に大きいですね。