05/12/12 00:19:59 zLCihVvb
「これは情報公開請求から発覚したことなんですが、組合幹部は午前中しか授業をせ
ず、お昼が釆たら、校長に“お疲れさん”といって組合の事務所に行っていたんです。
それに週に2、3コマしか授業のない組合幹部などの例がゴロゴロ出てきた。これが県
議会で問題になり、さすがに組合も露骨なことができなくなりました。それまでは、平気
で学校でも選挙運動をやり、電話や学校の会議室を使っての選挙対策会議など、目茶
苦茶でした。選挙が近づくと電話代請求額がベラボーな額になったものです」(ある古参
教師)
結局、こうして教師側が受け取っていた不正給与は十数億円に達し、組合と管理職が
あわせて約10億円、“寄付”の名目で県に返却するという騒動になる。ここまで組合は
やりたい放題だったのである。
さて組合側は何というか。
「授業をおろそかにする先生はいないと思いますよ。(強制的な選挙運動は)ありません。
あくまで組合活動の一環で、政治活動ではない。ノルマで支持者カードを集めるなんて、
そんなことやってませんよ」(細井篤志書記長)
とシラを切る。三重県教育界の責任者、土橋伸好教育長も、
「仮定の話には一切答えられない」
と、まるで他人事だ。
地元三重県の皇學館館大学助教授・松浦光修氏がいう。
「彼らは法に触れないギリギリのところでやっているつもりだろうけど、公務員の団体とし
ては、大問題です。教育公務員特例法では、公立学校教師の政治活動は国家公務員と
同じく、厳しく制限されているんです。彼らがやっていることは政治活動そのもの。可哀相
なのは、その犠牲になっている子供と保護者たちですよ」
さて遠山敦子・文科相。こんな実態をいつまで放置しておくつもりですか