06/07/29 18:48:35 Nw11abRo
不穏な動き2
石川高専に予算削減の波 生き残りかけ独自性に知恵
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
全国に五十五ある国立高専が、独立行政法人「国立高等専門学校機構」
に移行して二年四カ月がたった。予算削減の波が押し寄せ、各高専は独自性を
打ち出そうと知恵を絞る。津幡町の石川工業高等専門学校も例外ではない。
企業や自治体と連携を強化し、生き残りをかけた多角的戦略に取り組む様子を
紹介する。
(中略)
石川高専が地域とのかかわりを積極的に模索する背景には、国立高専の
法人化による学校経営環境の変化がある。
文部科学省は、国立高専機構に交付する予算を二〇〇六年度から五年間に
わたり毎年1%ずつ削減する。五年間で約二十五億円も減らす計算で、実に
高専二校分の年間予算に相当する。
金岡校長は「座って待っていれば学生が集まり、学校経営が成り立つ時代は
終わった。人気の低い高専は近い将来、学科の統廃合や規模縮小が迫られる
だろう」と危機感を募らす。「地域に身近で頼られる高等教育機関という存在価値
を発信し続ける必要があるんです」と力を込める。