06/09/02 04:51:56
俺が働いていた販売店は休刊日以外休み無しで、入れられた寮は木造2階建て
風呂無し、玄関トイレ共用のボロアパートだった。どっかの部屋で女連れ込んで
セクロスすると建物全体が軋むぐらいのボロさ。朝方からギシッギシッギシッて…
隣や上下なら喘ぎ声も聞こえてくる。早朝3時に配達用のチャリで出勤して
朝刊配り終えるのが8時ごろで、配り終わると即行でボロ家に戻って、体拭いて
水で頭洗って原付に乗り換えて大学へ行く。1限から3限まで授業受けて、即行で帰って
またチャリに乗り換えて夕刊を配達する。4限を受けると配達に間に合わないから受けれなかった。
一番きつかったのは隣の中国人留学生、夜になると何人か集まってきて中国語でボソボソと会話する声が
聞こえてくる…笑ったり、奇声を発したり…とにかく怖かった。その留学生も悪そうな感じの人
だったのでなお更だった。1年間耐えたが、生活環境の悪さと日々の配達の疲労で授業もまともに
受けられず、気が狂いそうになったので辞めた。マジで後悔した。
新聞奨学生を甘く見ていた…
販売店や新聞社によって違うと思うけど、俺がいたの販売店の店長は
「新聞奨学生は金がかかるから本当は採りたくないけど、新聞社から押し付けられる
から仕方なく採っているんだ」と…それなのに休んだり、急に辞めたりされると
困るからと、よくプレッシャーをかけられていた…
大学も辞める以外道はなかった。
もう何年も経つがあのころは本当に地獄だった…
今となっては笑い話だけど。